現代自動車会長「ロボティクスは現実、ロボット犬は近くスマホのようになる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.06 10:42
#.父親と娘が、前後左右すべてディスプレー化された自動運転車に乗って移動中だ。2人はディスプレーを通じてメタバース(仮想現実世界)の中に入り宇宙服を着たアバターに変身する。続けて「仮想の火星」で他のアバターと会って対話する。「実際の火星」では探査ロボットが一生懸命に働いている。このロボットが火星の鉱物と接触すると2人とも現実でその感触を感じられる。
現代自動車グループが4日に米ラスベガスで開かれた消費者家電見本市「CES2022」でロボティクスとモビリティ、メタバースが結合した新技術の未来像を提示した。「移動経験の領域を拡張する(expanding human reach)」というテーマで「プラグ・アンド・ドライブ(PnD)」などロボティクス技術と「メタモビリティ」の概念を紹介する席でだ。現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長はこの日、最近買収したボストン・ダイナミクスのロボット「スポット」とともに登場し、「私のコンパニオンだ」と紹介した。鄭会長は韓国4大グループオーナーで唯一CES2022を訪れた。