中国におされた5G通信装備…ファーウェイ1位、サムスン電子5位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.19 16:03
米国と中国間の貿易葛藤の出発点は「5世代(5G)通信装備」だった。5Gが人工知能(AI)・ビッグデータ・クラウド・ロボットのような未来産業を実現するインフラであり、軍事・安保と直結した敏感な技術だからだ。
18日、市場調査企業「デローロ(Dell’Oro)」によると、5G通信装備分野で中国は絶対強者だ。ファーウェイ(華為)は昨年市場占有率31.7%で2019年(32.6%)に続き1位を維持した。スウェーデンのエリクソン(29.2%)とフィンランドのノキア(18.7%)、中国ZTE(11%)がそれぞれその後に続いた。中国企業2社が世界市場の40%以上を掌握しているといえる。サムスン電子は5位(7.2%)にとどまった。