韓国初の人工衛星を救え…KAIST、小型衛星から手を引いて総力戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.03 12:00
29年前に韓国国内で初めて人工衛星を打ち上げたKAIST(韓国科学技術院)が、これまで蓄積した小型衛星の技術を民間に移転する。民間企業が保有する衛星技術が一段階飛躍できるよう支援するということだ。
KAIST人工衛星研究所は最近、ハンファスペースハブ、LIGネクスワン、韓国航空宇宙産業(KAI)の3カ所と了解覚書(MOU)を締結した。これら企業はKAISTにそれぞれ50億-100億ウォン(約5億-10億円)を支払って衛星関連技術を受ける。KAIST人工衛星研究所は1992年に人工衛星(ウリビョル1号)打ち上げに成功した。小型衛星分野でKAISTの技術国産化率は96%。権世震(クォン・セジン)KAIST人工衛星研究所長は「5、6年以内に技術が移転されるだろう」と述べた。