WHOも韓国専門家も「今年でコロナ終息」…ただ一つ条件が(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.05 08:21
延世(ヨンセ)大学医学部のパク・ウンチョル教授(予防医学)は「韓国でオミクロン株が優勢株になってもマスク着用のおかげで欧州のように伝播力があるわけではなさそうだ。そのうえオミクロン株の致命率がデルタの3分の1以下である点、60歳以上の高いブースターショット接種率、経口用治療薬、夏季の到来などを考慮すると、ニューノーマルに進むことができるのではないかと考える」と述べた。パク教授は「換気装置の設置を支援し、マスクをしっかりと着用し、飲食店の面積あたりの人数を制限するなどの対策が必要だ」と付け加えた。
高麗大学医学部のチョン・ビョンチョル教授(予防医学)は「オミクロン株が出てきて多くの人を感染させる。自然感染のうえにワクチン接種がさらに進めば集団免疫が形成されてパンデミックがなくなり、季節的な呼吸器感染病のような風土病になると思う」とし「韓国でもオミクロン株がまもなく優勢株になるだろう。これに備えて防疫計画を組むべきで、社会的距離確保を解除してはいけない」と述べた。