社会的合意から6カ月ぶりにスト、宅配40万個止まった=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.04 09:34
全国宅配労働組合のストが1週間にわたり続いている。宅配労組CJ大韓通運本部が先月28日から無期限ストに突入してだ。ストにより物流大乱など最悪の状況は起きていないが、ストに参加した宅配ドライバーは1500人ほどで、1日40万個水準の宅配配送に支障が出ている。CJ大韓通運関係者は3日、「スト影響圏にある荷物は1日の配送量の4%水準にすぎず、物流大乱の可能性は少ない」と説明した。
実際に現場では物流大乱の兆しは感知されていない。首都圏のあるCJ大韓通運代理店代表はこの日、「物流の70~80%を担う首都圏ではスト参加者が少なく物流大乱に広がりはしないだろう」と予想した。物流大乱の可能性は少ないが宅配頼りの事業を運営する小商工人の苦心は大きくなっている。インターネットコミュニティにはストの影響で発生した返送と配送不可で被害を受けたという投稿が相次いでいる。