韓国生徒、「協同学習」させたら学業達成度は低下
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.03 10:35
学校で協同学習を強調するほど学業達成度が高まる他の国と異なり、韓国の生徒はかえって学業達成度が低下するという研究結果が出た。生徒間競争が激しく、協同授業の評価に対する否定的認識が高いためという指摘だ。
2日、韓国教育課程評価院は国際学習到達度調査(PISA)の主な上位圏国家である韓国、シンガポール、エストニア、日本、フィンランドなど5カ国を比較・分析した研究報告書をまとめた。研究チームが2018年PISA生徒質問結果を分析した結果、「学校で協同学習など生徒間協同を強調する」という回答率は韓国が経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均より高かった。