【時論】韓日中の「脱炭素国際協力」が切実
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.30 11:01
英国グラスゴーで今年11月に開かれた第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)が大きな注目を浴びた。韓国・日本・中国をはじめ多くの国々が宣言した通り、21世紀中盤までに「カーボンニュートラル(炭素中立)」達成の方向を示す会議だった。
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態を経験し、感染病拡大だけでなく気候変動など地球的環境災害に対する政治家と大衆の認識が高まった。コロナ危機よりもさらに大きな気候危機が近づいているという兆候と科学的合意もさらに明らかになった。締約国会議を開いて140余カ国がカーボンニュートラルを宣言したが、これら国々の排出量は全世界の排出量の80%を占めている。