国連「北朝鮮住民の4割が栄養不足」…アフガンより深刻
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.16 14:31
北朝鮮の栄養不足人口の比率がアジア太平洋地域で最も高いことが分かったと16日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が国際機構報告書を引用して報じた。
報道によると、国連傘下の食糧農業機関(FAO)と国連児童基金(ユニセフ)は15日(現地時間)に公開した共同報告書「2021年アジア太平洋地域の食料安全保障と栄養」で、2018年から2020年まで北朝鮮の栄養不足人口の比率は42.2%で、アジア太平洋地域38カ国のうち最も高いと明らかにした。
報告書は「北朝鮮住民のうち1090万人が栄養不足に苦しんでいる」とし「これは2000年と2002年の間の820万人と比較すると、270万人も増えた」と明らかにした。北朝鮮に次いで栄養不足人口の比率が高い国はアフガニスタン(25.5%)、パプアニューギニア(24.6%)、東ティモール(22.6%)など。