韓米外相会談、予想外の決心発言「北朝鮮の人権蹂躪に対抗せよ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.18 07:23
17日開かれた韓米外相会談でアントニー・ブリンケン米国務長官が北朝鮮政権の人権蹂躪と中国の香港自治権侵害および新疆自治区での人権侵害などに言及して「われわれはこのような抑圧に対抗しなければならない。韓国と共通の見解を達成できることを望む」と述べた。ジョー・バイデン行政府に入って初めて開かれた韓米外相会談を通じて「韓国もともに中国に対抗してほしい」というメッセージを発信するのが今回の訪韓の目的だという点を隠さなかったわけだ。
この日午後6時30分から行われた鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官との会談の冒頭発言でブリンケン長官は「われわれは今、全世界で民主主義を侵食する危険な場面を目撃している」と述べた。同時に「中国は強圧的で攻撃的な方法で香港の自治権を組織的に押し倒そうとしており、台湾の民主主義を阻害し、チベットと新疆自治区で人権を蹂躪し、南シナ海で国際法に反する海洋領有権をめぐる主張を展開している」と中国を名指した。