韓国、重症者病床不足の裏に3000床の縮小
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.14 09:19
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、13日、首都圏の病床待機者が1533人となった。過去最多(1739人)となった前日(12日)に次いで2番目に多い。中央防疫対策本部によると、新規重症者数は先月1日の段階的な日常回復(ウィズコロナ)開始当時より2倍ほど増えた。11月第1週(10月31日-11月6日)には263人だったが、5週後には2.3倍の615人となった。
防疫当局は病床待機者の半分ほどが生活治療センター入所待機人員と明らかにした。一時50%だった生活治療センターの稼働率は現在68%まで上がった。現在の拡大傾向なら病床待機者は今週2000人前後に増える見込みだ。にもかかわらず政府は生活治療センターを減らしていたことが明らかになった。病床待機人員の急増は11月のウィズコロナ開始後、感染者が増加した影響が大きい。しかし生活治療センターの病床を減らした影響も無視できない。