オミクロン株、南アフリカで拡大「週末までに3倍に増加、一日1万人予想」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.30 14:14
新型コロナウイルス(新型肺炎)の新型変異ウイルス「オミクロン株」が初めて見つかった南アフリカ共和国で、早ければ週内に一日感染者数が3倍まで急増する可能性があるとの見方が出てきた。
29日(現地時間)、ロイター通信によると、南アフリカの伝染病権威でクワズール・ナタール大学と米コロンビア大学で教鞭をとるSalim Abdool Karim教授は「週末までに一日感染者数が1万人を超える可能性がある」と説明した。
南アフリカ政府のパンデミック初期首席顧問を務めたKarim教授は、この日の記者会見で「これまでのワクチンが重篤症の感染を防ぐために効果的でなければならないが、南アフリカの病院が2~3週内に病床需給の圧迫を受けるおそれがある」と懸念した。