北朝鮮も驚いた「オミクロン」効果…文政権の「終戦宣言」構想に最大の悪材料
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.29 14:39
北朝鮮が新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の拡大を警戒し、防疫政策を強めている。これは終戦宣言など文在寅(ムン・ジェイン)政権の対北朝鮮構想にも影響を与える見通しだ。
◆北朝鮮「オミクロン株はデルタ株より危険」
北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は28日、「アフリカ南部で危険な新たな変異株が急速に伝播」と題した記事で、「オミクロン株は表面のスパイク蛋白質の突然変異がデルタ株に比べて2倍も多く、さらに危険、致命的になった可能性がある」と報じた。続いて「新たな変異株が伝播することに多くの国が緊張しながら警戒心を強めている」と伝えた。