サムスン電子副会長の野心作、量子ドットパネル来週出荷…有機ELテレビの市場構図揺さぶる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.25 09:41
サムスンが量子ドット有機EL(QD-OLED)の公式出荷計画を明らかにし、有機ELテレビ市場の構造変化が予想される。業界はサムスンがすぐにLGと接戦を行うよりは市場全体を拡大する役割をするだろうと予想した。
サムスンディスプレーは24日、忠清南道(チュンチョンナムド)の牙山(アサン)キャンパス第8.5世代(2200×2500ミリメートル)Q1ラインで30日にQD-OLED量産記念出荷式を開く計画だと明らかにした。QD-OLEDは青色有機EL素子を発光源としながらその上に赤色と緑色の量子ドットカラーフィルターを載せて色を表現する。白色有機EL素子を発光源とするLGディスプレーのWOLEDと差がある。