【グローバルアイ】中国を覚醒させる『イカゲーム』
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.15 10:50
ドラマ『イカゲーム』に対する中国関連のニュースは概してNetflix(ネットフリックス)も視聴できない中国人の不法視聴や著作権盗用批判に焦点が合わされているが、現地では別の印象も受ける。
とりあえず中国でも『イカゲーム』の人気は相当だ。体感的には淘宝(タオバオ)のような最大インターネットショッピングモールに傘マークがついた「タルゴナ」(カルメ焼きのようなもの)が絶賛販売中で、15秒動画サイト「抖音」(中国版「TikTok」)には緑色の運動服のドラマパロディものがメイン画面で紹介されている。微博(中国版ツイッター)の検索語累積照会数20億回、騰訊では国内外の映像を合わせて検索順位1位に入った。不法流通だというのに当局の制裁はまだ見られない。資本主義の弊害を扱っているので問題にはならないと考えているのかもしれない。