「イカゲームの緑色のジャージ、個性が抹殺された現代社会の個人を象徴」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.29 15:08
Netflix(ネットフリックス)オリジナルドラマ『イカゲーム』(監督ファン・ドンヒョク)が世界的な人気を呼んでいる。Netflixのテッド・サランドス共同CEO(最高経営責任者)が27日、『イカゲーム』の人気について「Netflixが現在までリリースしたすべての作品で最も大きな作品になる可能性もある」と述べたほどだ。サランドス氏はこの日、IT専門ジャーナリストのカラ・スウィッシャー氏との対談で「多くの国々で『イカゲーム』がNetflix『今日のトップ10』で1位を占めている。公開後9日が過ぎた現在の推移でみると、Netflixの非英語圏作のうち最も大きな作品になるものとみられる」と話した。コードカンファレンスはイーロン・マスク氏やリサ・スー氏、サティア・ナデラ氏らグローバル企業のリーダーが一堂に会して現時代の流れに対して討論を行う行事だ。
これに先立ち、Netflixのもう一人の共同CEOであるリード・ヘイスティングス氏(創立者)は別のやり方で『イカゲーム』のヒットに相乗りした。ゲームの中の登場人物が着ている緑色の運動服を着て自分が「457人目」のゲーム参加者だとして公式サイトに写真を載せた。このドラマブームの中核的な素材が団体運動服だからだ。登場人物がユニフォーム形態の団体服を着るのは、国内の劇場街興行1位映画『ボイス』(監督キム・ゴク、キム・ソン)も同じだ。