LG「1兆4300億ウォン」vsGM「2兆2700億ウォン」…ボルトEVリコール費で違いが出た訳は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.13 14:20
米国GM(ゼネラルモーターズ)とLGがGMの電気自動車「ボルトEV」の火災に対してバッテリーをリコールすることで合意した中で両側のリコール費用予想額に8000億ウォン以上の開きが生じており関心が集まっている。
GMは12日(現地時間)、ボルトEVのリコール費用に関連してLGから最大19億ドル(約2兆2733億ウォン、約2155億円)の賠償を受けることで合意したと発表した。GMはバッテリーの交換を含めたリコール費用に合計20億ドルかかると推算した。これに先立ちGMはLGが納品したバッテリーの欠陥により車両火災が発生したと結論付けて2016年以降に生産されたボルト車両をすべてリコールすることにした。
GMがこの日発表したLGの賠償金額はLGが推算したものよりも8480億ウォンほど多い。LGエレクトロニクスとLGエナジーソリューションは過去2四半期それぞれ2346億ウォンと910億ウォンの引当金を設定し、今月12日には7-9月期にそれぞれ4800億ウォンと6200億ウォンの追加引当金を設定した。これを合わせるとLGエレクトロニクスが7146億ウォン、LG化学が7110億ウォンずつ合計1兆4256億ウォンの引当金を積んだことになる。