フォルクスワーゲン「バッテリー自給宣言」…韓国バッテリー企業の時価総額7兆ウォン蒸発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.17 07:56
フォルクスワーゲンが電気自動車用バッテリーを独自に設計・生産する垂直系列化を宣言した。世界的自動車メーカーの相次ぐバッテリー自給宣言が韓国企業に直撃弾になりかねないとの懸念が出ている。
「フォルクスワーゲンショック」でこの日韓国の電気自動車用バッテリーを生産するLG化学、SKイノベーション、サムスンSDIの3社の株式時価総額は約7兆ウォン蒸発した。
フォルクスワーゲンのトーマス・シュマル技術担当取締役は15日にドイツのウォルフスブルクで開催した「パワーデー」行事で、「ユニファイドセルという新規統合バッテリーセルを2023年から導入し2030年には全電気自動車モデルの80%に搭載する」と明らかにした。このためフォルクスワーゲンは独自の電気自動車プラットフォームに搭載するバッテリー工場6カ所を欧州に設立するという計画を出した。