ノーベル科学賞受賞するには長寿が必須?…平均69歳、研究期間は19年(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.08 09:36
今月5日(現地時間)、ノーベル物理学賞を共同受賞した米国プリンストン大学の真鍋淑郎教授は1931年に生まれた。今年で満90歳だ。スウェーデン王立アカデミーのノーベル委員会が真鍋氏をノーベル賞受賞者に選定して取り上げた「物理学に基づく地球温暖化の予測」研究は1960年代に出てきた。真鍋氏は活発な研究活動を行いながら50余年が経過してようやくノーベル賞を受賞した。
日本メディアによると、真鍋氏はノーベル賞を受賞できなかった1992年ごろ「(他の分野の)仲間はノーベル賞を受賞している。地球物理学分野はノーベル賞に選ばれない」とし、複雑な思いを飲み込んだという。
7日、韓国野党「国民の力」のチョ・ミョンヒ議員室が最近10年間のノーベル賞受賞者79人の研究業績と受賞背景を分析したところ、受賞者の平均年齢は69.1歳、受賞契機となった論文を研究した期間は平均19.1年だったことが分かった。真鍋氏は歴代ノーベル賞受賞者と比較して非常に遅い年齢で受賞したといえる。