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【コラム】「北の戦術ミサイル脅威、我々の目の前に近づいた」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.06 10:59
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◆北のICBMは戦力化が可能なのか

--北朝鮮は2017年にICBM「火星15号」の試験発射に成功した。ICBMは完成したのか。

 
「ここに曲折の開発史がある。もともと北は『ムスダン』のエンジンを利用してICBMの開発を進めたが、8回の実験をして7回失敗した。それで緊急に代替投入したのがウクライナから導入したものを基礎とする白頭山(ペクドゥサン)エンジンだった。発射試験でもなく地上でのエンジン性能試験に成功したにすぎないが、金正恩委員長が兵士を背にして喜ぶ写真が公開された。白頭山エンジンが失敗すれば火星15号の開発もなかったはずで、その場合は核武力完成宣言もなく、2018年の米朝首脳会談もなかっただろう。しかしまだICBMの完成と見なすことはできない。大気圏再進入技術が残っているからだ。実戦のように長距離発射ができないため垂直の角度に高く打ち上げる高角実験を一度したが、大気圏進入の条件が異なる。入射角を誤れば大気圏でミサイルが高熱高圧に耐えられずにつぶれることもある。正常発射の実験はまだ一度もできていない。高角発射試験1回の結果だけを信じて戦力化と実戦配備はできない。少なくとも3、4回は実験する必要がある。試験用自動車を一度の走行テストだけで量産できないのと同じだ。したがってまだ北朝鮮のICBMにはクエスチョンマークがつく。米国がまだ急いでいない理由はここにある。しかし我々にに対する脅威は異なる」

--中短距離ミサイルは戦力化が可能ということか。

「そうだ。北は2019年からKN23、KN24、KN25など新型戦術ミサイルを公開した。韓国と日本が射程距離内にある。頂点高度と滑空飛行時間など条件を変えて10回ほど実験したが、失敗はほとんどなかった。3月には改良型KN23も発射した。戦力化が可能なほどの信頼性が確保されたのだ。脅威は我々の目の前に近づいた。KN23には600キロ程度まで弾頭を搭載できるが、北の核弾頭軽量化水準では搭載が可能とみる。多くは必要ない。5個ほど核弾頭をKN23に搭載し、10-20倍の数の従来の弾頭装着KN23の中に混ぜておけば大きな脅威となる。カギは、KN23を量産し、老朽化したスカッドミサイルを代えるには多くの費用がかかるという点だ。北がどうにか制裁を解除しようという理由の一つとみている」

--では、どう対応すべきなのか。

「非核で核に対応するのは限界がある。独自の核武装や核共有、戦術核の再搬入など、いろいろな議論があるが、このオプションにもすべて問題点がある。今は核の傘を確実に担保することが最も確実な対応策だ」

韓国政府は南北対話再開を意識しているためか、北朝鮮の新型戦術ミサイルは深刻でないという反応で一貫している。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「低強度の緊張であり、依然として対話の扉は開いたまま、いろいろと考慮しているとみられる」と述べた。逆にいえば、米朝対話の可能性を破綻させる大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験さえ再開しなければ短距離ミサイル程度はすべて目をつぶることができるという雰囲気だ。北朝鮮制裁の緩和を繰り返し主張する政府は、あたかも南北対話さえ再開されれば北朝鮮の戦術武器の脅威は解決するとみているようだ。果たしてこうした認識は妥当なのか。ロケット工学者の冷徹な分析が、この質問に対する答えを出しているのではないだろうか。

イェ・ヨンジュン/論説委員

【コラム】「北の戦術ミサイル脅威、我々の目の前に近づいた」(1)

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