【コラム】北朝鮮の終戦宣言めぐる態度…3年で逆転した甲乙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.02 13:28
本当におかしなことだ。3年前はこちらが「ただで与えるか、対価を受けて与えるか」をめぐり国内で論争があり、向こうは「約束しておきながらなぜ早く与えないのか」と腹を立てた。ところが今では向こうが「受け入れてほしいなら我々が望む条件から履行すべき」という態度であり、こちらは「どれほど与えればよいのか」と条件を合わせようとする。終戦宣言の話だ。
ポンペオ前米国務長官が高官級会談のために平壌(ピョンヤン)を訪問した2018年7月に時計を戻してみよう。北朝鮮は会談の直後、外務省報道官の名義で談話を発表した。