【社説】自営業者の悲劇、これ以上放置してはならない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.16 10:46
新型コロナウイルス流行の長期化で生活苦に陥った自営業者の悲劇が相次いでいる。極端な選択をしたという残念なニュースが最近だけで3件報道された。これ以上耐えられないという自営業者の叫びから韓国政府は目をそらしてはならない。
江原道原州(カンウォンド・ウォンジュ)で遊興店を運営していた50代の自営業者が死後数日が過ぎた状態で13日に発見された。これに先立ちソウル・麻浦(マポ)で23年間ビアホールを運営してきた50代の女性はコロナ流行後に売り上げが3分の1に減り家賃の支払いが厳しくなった。厳しい状況でも自身のワンルームを引き払って戻ってきた保証金で従業員の月給を調達した上で世を去った。全羅南道麗水(チョンラナムド・ヨス)のチキン店の店主も「経済的に厳しい」という遺書を残して旅立った。