「22人が極端な選択」韓国の自営業者の悲劇…39%は廃業を考慮(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.16 08:34
ソウル・麻浦区(マポグ)で23年間ビアホールを運営してきたAさんは7日に自ら命を絶った。突然の新型コロナウイルスの衝撃を乗り越えられなかった。死亡する前にAさんは自身が住んでいたワンルームを引き払って残った従業員の最後の月給を支払った。12日には全羅南道麗水(チョンラナムド・ヨス)のチキン店オーナーのBさんが、15日には江原道原州(カンウォンド・ウォンジュ)で遊興店を運営したCさんが人生を自ら終えた。Bさんが最後に残した言葉は「経済的に苦しい。両親に申し訳ない」という内容だった。
全国自営業者非常対策委員会のキム・ギホン共同代表は、「この2~3日間で極端な選択をしたという情報提供が22件入ってきた。真偽が確認されれば遺族の同意を得て事例を公開する予定」と伝えた。