「韓国は気候危機への責任感不足、炭素中立が企業生かす方法」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.16 10:00
「炭素中立(カーボンニュートラル)は韓国人を安全にするだけでなく韓国企業を生かす方法です。最近気候災害を直接体験した米国や欧州などと違い韓国はまだ気候危機に対する警戒心が不足しています」。57カ国で活動する環境団体グリーンピースのジェニファー・モーガン国際事務局長はこのように強調した。
国会は先月、2030年の温室効果ガス縮小目標(NDC)下限線を「2018年比35%以上」と定めた法律を通過させた。だが産業界では「急激な炭素中立政策で企業が萎縮しかねない」という不満が出ている。反対に市民団体では「政府の目標は国際水準に大きく及ばない」と批判する。グリーンピースの立場もここに属する。