【私は狙撃する】不動産も防疫も「K-自画自賛」…大統領様、20代は困っています(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.01 11:10
「K-防疫の長所が揺れることなく作動していて高危険群へのワクチン接種も完了し、我が国(韓国)は世界で最も低い水準の致命率を示している」。
先月2日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席補佐官会議で発言した内容だ。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の新規感染者が爆発的に増加している中で、またK-防疫の優秀性を自画自賛した。だが、現実は正反対だ。ワクチンの普及が他の先進国よりも著しく遅れていて、国民は不安に思っている。経済協力開発機構(OECD)加盟国のうちワクチン接種完了率は最下位水準だ。社会的距離確保は第4段階が長期間続いていて自営業者のうめき声は以前とは比較できないほど深まっている。就職市場は完全に冷え込み、就活生は歴代最大の86万人に達する。自営業者と20代にとって、K-防疫は死の谷ともいえる。