【コラム】アフガン危機が韓半島と国際秩序に意味すること
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.27 11:39
大規模の難民が集まったカブール国際空港と状況を統制しようと努めるワシントンの米政府の姿は1975年米軍のベトナム撤収を連想させる。当時、早期撤収が米軍に対する信頼の危機を引き起こした。これはソ連のアジア・中東への膨張政策、不発で終わったが韓国自らの核兵器開発の推進につながった韓米同盟間の葛藤を招いたりもした。今回の撤収も巨大な地殻変動を起こすことになるだろうか。
答えは「ノー(No)」だ。アフガンからの米軍撤収が新孤立主義の所産ではないということを認識するのが大事だ。むしろ、インド・太平洋地域に集中しようとしたバイデン政府の意図がある。