「空から人が落ちた」…飛行機にぶらさがった必死のアフガン脱出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.17 12:03
イスラム武装勢力タリバンの執権を避けて脱出しようとする人々で修羅場になったアフガニスタン(アフガン)首都カブール空港で米軍の発砲などで少なくとも5人が死亡したとワシントンポスト(WP)などが16日(現地時間)、報じた。ロイター通信も「カブール空港で少なくとも5人が亡くなったが、米軍の発砲のせいか、(人波に)敷かれて死んだのか分からない」という目撃者の証言を伝えた。スプートニク通信は「少なくとも3人が銃に撃たれて亡くなった」と報じた。
この日の人命被害はカブール空港に数千人が一時に集まり、深刻な混雑の中で起きた。ある米公務員はロイター通信に「空港に集まった群衆が統制不能状態だった。発砲は混乱を緩和するためのもの」と話した。SNSには「米軍がカブール空港で秩序を維持しようと発砲したせいで民間人が死んだ」という掲示物とともに女性を含む数人が床に血を流しながら倒れている動画が掲載された。