「ワクチンの政治化」と非難していたのに…韓国大統領府、今になって「ワクチン急いでいればよかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.25 09:27
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)初期対応過程でワクチン需給が迅速に行われなかった点について青瓦台(チョンワデ、大統領府)内部会議で何度も残念な気持ちを表わしていたことが24日、確認された。
李哲熙(イ・チョルヒ)政務首席はこの日、あるYouTube(ユーチューブ)放送に出演して「文大統領が時々『序盤にワクチン需給に対して急がなかったことが残念だ』と心の内を話すことがある」とし「『われわれは防疫をうまくやった。ワクチンもあらかじめ急いでやっていたなら、はるかに(もっと良い)100点にならなかっただろうか』と話す」と紹介した。
李首席の発言はワクチン需給に関連した青瓦台責任論が出るたびに「全面否定」で強硬対応してきた従来の立場とは大きく異なる。