「コロナ、武漢でなく米研究所から流出」…中国が反撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.07 12:37
中国が武漢ウイルス研究所の新型コロナウイルス流出疑惑をめぐり守勢的防御から米国への攻勢に転じた。バイデン米大統領が5月26日に「新型コロナの起源を90日以内に明らかにすうべき」と指示したが、その期限となる8月24日を約3週後に控えてだ。
中国政府はその間、「武漢研究所から流出した可能性はない」「米国の政治工作にすぎない」と反論してきた。ところが最近は立場を変え、米国研究所から流出した可能性に関する具体的な根拠を提示しながら米国に圧力を加えている。
中国科学技術日報は6日、米国内のコロナウイルス最高専門家の一人、ノースカロライナ大学(UNC)のラルフ・ベリック教授が2008年に「類似SARSウイルス人工合成」という論文を出した事実を報道した。