中国の居直り…「米電子たばこ肺疾患患者から新型コロナ起源」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.02 07:48
中国共産党系メディアが政府筋の科学者の話として米国で中国より新型コロナウイルス患者が先に発生した可能性があると主張しだした。中国共産党系メディアのグローバルタイムズは1日、2019年に米国で「電子たばこによる肺傷害」(EVALI)が50州で発生したが、この患者の中に新型コロナウイルス感染者がいる可能性があると主張した。
根拠は患者の胸部CT(コンピュータ断層撮影)写真だ。グローバルタイムズは中国の科学者と放射線専門家グループが142人のEVALI患者の胸部CT写真250枚を検討した結果、16人がウイルス感染と関連があることを発見したと明らかにした。中国の科学者はこれら16人が米国でウイルス性肺疾患に感染し、このうち新型コロナウイルスにかかった人がいる可能性を排除できないとした。中国の科学者は疑わしい事例として5人を挙げた。彼らの胸部CT写真が新型コロナウイルス患者に現れる特徴を含んでいるとしながらだ。