「看護師を派遣してほしい」 韓国、重篤患者2倍に急増…病院は悲鳴(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.29 08:20
京畿道南楊州市(キョンギド・ナムヤンジュシ)現代病院は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)患者を集中的に受け入れている病院、いわゆる「拠点専門担当病院」だ。この病院は最近、看護師が利用するインターネット掲示板に急きょ求人広告を出した。集中治療室・手術室・病棟・人工腎臓室などの経歴職・新入看護師資格と年俸などを提示した。ここに「新型コロナ感染病の地域社会拡大を予防して良質の診療を提供するために最善を尽くしています。看護師皆さん、支援が必要です」と明示した。看護師の善意を引き出すための要請文だ。
この病院には109床のコロナ専門病床がある。第4波前は20人ほどが入院していたが、今は68人に急増した。重篤患者病床25床のうち22床がすでに埋まっている。そのため看護師10~20人が追加で必要だ。突然入院した感染患者もストレスを受け、彼らの不満を受け止めなければならない看護師はさらに重いストレスを受ける。一部の患者は「ソウルの大きな病院に移してほしい」「室内温度が合わない」などの問題を提起する。コロナ病棟看護師60~70人のうち10人が疲労の累積を訴えて辞職願を出した。