「ヒートドーム」に入った韓半島、来週ソウルで40度近い気温も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.17 10:05
最近の暑さより深刻な猛暑が近づくという予報が出ている。16日のソウルの気温は35.2度まで上がり、今年の最高となった。さらに来週のソウルの最高気温は40度に迫るという。
この日、民間気象専門会社ケイウェザーのバン・ギソン・センター長は「現在まで出てきた予測モデルを分析すると、20日から数日間は現在より3-4度上がる記録的な猛暑が続くというのがほぼ確実」と述べた。少なくとも30度、高ければ40度に迫るということだ。
気象庁は前日、「20日からは下層の北太平洋高気圧気団と上層のチベット高気圧の影響でヒートドーム(heat dome)形態の猛暑となり、今より気温がさらに上がる可能性がある」と伝えた。ヒートドームとは、熱い高気圧が大気中にとどまったまま地表面付近の熱気を閉じ込める現象をいう。このため今夏の暑さは歴代最も激しい猛暑だった2018年並み、またはそれ以上になると予想されている。2018年には猛暑日数が31日にのぼった。猛暑注意報は一日の最高体感温度が33度以上の状態が2日連続で続くと予想される場合に発令される。