韓経:「中国から韓国Uターン6年後に事業整理」吐露
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.18 10:19
電子部品を製造するA社のキム社長は最近、中国山東省の工場を韓国国内に移転する計画を撤回した。代わりにベトナムを選択した。キム社長は「忠清南道牙山(アサン)に敷地まで用意したが、最低賃金引き上げと画一的な週52時間勤労制のため韓国では利益を出すのが難しいという結論を出した」と話した。
韓国政府のリショアリング(海外生産基地の本国移転)政策が本格化した2017年以降、事業場を国内に移した企業は52社にすぎないことが分かった。産業通商資源部が17日に権明浩(クォン・ミョンホ)国民の力議員に提出した「リショアリング企業現況」によると、2017-2020年の4年間、海外進出企業のうち生産工場などを国内に再び移転した企業は52社だった。この期間に海外に出て行った「オフショアリング」企業1万2333社の0.4%水準にすぎない。