ミャンマー、結局内戦化か…市民軍に包囲された軍警80人死亡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.11 09:53
クーデターを起こしたミャンマー軍と市民の対立事態が長期化する中で、各地でゲリラ戦が頻発している。国民統合政府(NUG)が市民防衛軍(PDF)を創設し、軍部に対して戦争を予告した中で、地域の武装団体や武装した市民の反撃水準も強まって軍警側の被害も大きくなっている。9日(現地時間)、現地メディア「イラワジ」によると、最近カヤ州デモソで市民抵抗軍カレンニー国民防衛軍(KNDF)と軍警の銃撃戦が起こり、鎮圧兵が少なくとも80人死亡した。7日、KNDFはデモソに進軍した約150人の軍兵力と戦った。KNDF側は7名が負傷したと発表した。
イラワジによると、この日軍は村の入口で歩哨に立っていた民間人に向かって銃撃を加えた。すると抵抗軍が現れて軍人を包囲した後、攻撃して軍に莫大な被害を与えた。KNDF関係者は「この日午後5時までに80人以上の軍人が死亡したことが確認され、軍は報復措置としてジェット機やヘリコプターを動員してこの地域を空襲している」と伝えた。ある女性抵抗軍は「われわれは8日朝に死亡した軍人から20~30丁の銃と弾倉を押収した」と話した。