輸出企業に二重苦、天井知らずの運賃にコンテナも不足
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.07 10:59
「高騰する運賃に空コンテナを確保するのも大変です。中小企業はマースクやMSCなど大型外航海運会社の船積み空間を得るのが難しい実情です」。
欧米に中小型トラクターを輸出するA社の海外営業担当役員の話だ。彼は「先月は輸出をすべて韓国系海運会社HMM(旧現代商船)に移して空コンテナ不足は解決したが、運賃負担はますます増加している」と話した。続けて「米国東部までの海上運賃は7000~8000ドルだが、ドア・ツー・ドア運賃は最大1万3000ドルまで上がった。20万ドルのトラクター1台を輸出するのに物流費が原価の5%ほどを占める」と吐露した。