載せる船がない…輸出用コンテナ確保「大乱」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.30 08:36
25日、全羅北道益山(チョンラブクド・イクサン)の王宮(ワングン)農工団地。農機械メーカー東洋物産企業の出荷待機場は870台のトラクターでぎっしり埋まった。普段の150~200台よりはるかに多い台数だ。工場の屋根の上から見下ろすと赤いバッタの群れ(トラクター)が黄金色の平野に降りたような姿だ。
東洋物産出荷担当者のキム・ヒョンジュン氏は「米国輸出用だが船積みできずにいる。海外事業部から船積みするコンテナがないと連絡してきた」と話した。彼は「今後3日分の生産台数まで加えれば出荷待ちが1000台を超えるだろう。車が通る道にもトラクターを置かなくてはならない」と付け加えた。