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【グローバルアイ】「タイタニック」のもう一つの真実

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.28 16:00
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1912年北大西洋海で沈没したタイタニック号に8人の中国人が乗っていた。このうち6人が生き残ったが彼らは歴史の中で忘れられた。彼らを追跡したドキュメンタリー『The Six 六人』が最近中国で公開された。

監督は英国ケンブリッジ大学を卒業したアーサー・ジョーンズ氏。ジョーンズ氏は20年余り前の中国留学中にこの話を聞いて強く好奇心をそそられた。タイタニックに対してまだ知らされていないもう一つの物語があるのではないかと。中国ですらまともに知られていなかった。後日、監督になったジョーンズ氏は消えた6人の中国人を探し始めた。

 
ドキュメンタリーは生存者の1人であるFang Langの家族物語から始まる。Fang Langは1985年、90歳という年齢で米国ウィスコンシンで亡くなった。息子のトム(Tom Fong)氏は「父はそれについて私に、そして母に一度も話したことがない」と語る。亡くなって20年過ぎて初めてFang Langがタイタニックの生存者の1人であるという事実を知ることになった。父親にとって生還は汚名でありトラウマだった。

当時、生き残った6人の中国人はニューヨークに到着すると同時に追放された。東洋人に対する蔑視と軽蔑が日常化していた時代だった。現地メディアのブルックリン・デイリー・イーグル(Brooklyn Daily Eagle)は「彼らが救命艇の下に隠れて生き残った生物(creatures)」と記録した。人扱いどころか高貴な白人が助かる機会を奪った犯罪者として扱った。また別のメディアは「救命艇に搭乗するために女性服を着た」とも非難した。

109年の歳月が流れ、ドキュメンタリーは初めてこのような記録の事実に迫った。当時の救命艇を再現し、その下に子ども1人さえ隠れる空間がないことを示し、生存者の証言記録を考証して彼らが女性として偽装したという目撃談が一度も出てきたていなかったことを証明する。そして反アジア的人種主義と偏見が、根拠なく作りあげた嘘だと結論を下す。それも中国でない英国人の手によって。

6人の生存者はニューヨークからキューバに送られ、1914年第1次大戦が起きると英国に売られた。Chang Chipは1914年に治療を受けられないまま肺炎で亡くなり、Ah Lamは香港に追放され、Ling Heeはインド・カルカッタ行きの蒸気船に乗った。

彼らに加えられた蔑視と敵対感が最近西側で広がっている中国人、東洋人に対する人種ヘイトクライム(憎悪犯罪)ともオーバーラップする。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が触発した反中感情は、米国と欧州各国で暴力から銃器乱射まで数十件のヘイトクライムにつながっている。

トムさんは「父の事情を公開するかどうか悩んだ。インタビューに応じたのは、今でも歴史が繰り返されていると考えたため」と話した。

パク・ソンフン/北京特派員

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    【グローバルアイ】「タイタニック」のもう一つの真実

    2021.05.28 16:00
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    1912年に沈没したタイタニック号中国人生存者のAh Lam、Fang Lang、Ling Hee(左から)。[写真 LP Filmsキャプチャー]
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