設計図面さえなかった…また揺れた中国深セン高層ビルの衝撃の真実
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.21 15:36
18日、地震や強風の影響もないのに突然揺れて人々を驚愕させた中国深セン市75階建ビルの振動原因は今も糾明されないままだ。建物は1~10階までの商店関係者だけが出入りできるように制限を解いているが、商店街内部は人通りがほとんどない状態だ。
官営Global Times(グローバルタイムズ)によると、20日午後12時30分ごろ、建物35階と55階、60階で再び揺れが発生した。各階に入っている商店関係者の申告を引用し、コップの水や扇風機などが上下に揺れたとメディアは伝えた。建物管理所側は直ちに高層階の人々に退去を指示した。こうした中、当時施工状況に対して記録した20年前の論文が公開されて論争が拡散している。設計図面が完成されない状態で工事が始まったというのだ。