一日取引額200円だったカカオジャパン、5年で8500億円企業に大きく成長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.21 09:26
グローバル・ウェブトゥーン(ウェブ漫画)プラットフォーム「ピッコマ」を運営するカカオの子会社カカオジャパンが約8兆8000億ウォンの企業価値を認められた。外部から約6000億ウォン規模の投資を受けることになりながらだ。カカオの海外子会社のうち、外部からの輸血(投資)を受けるのはカカオジャパンが初めてだ。
20日、カカオは、カカオジャパンがアンカー・エクイティ・パートナーズと海外の政府系ファンドから約6000億ウォン規模の投資を受けると発表した。今回の投資で認められたカカオジャパンの企業価値は約8兆8000億ウォン。これは時価総額基準ではKOSPI(韓国総合株価指数)40位圏に相当する。ピッコマは2016年4月に日本で公開されたウェブトゥーンプラットフォームだ。
公開初期の一日取引額が200円の日もあったピッコマは、カカオ独自のビジネスモデル「待てば無料」を適用し、カカオページの人気作品『俺だけレベルアップな件』などが成功を収めて成長に弾みがついた。ピッコマの取引額は2018年約630億ウォンで、2019年1440億ウォン、昨年4146億ウォンと垂直上昇した。今年1-3月期には取引額1521億ウォン、一日の最大取引額45億ウォン(5月5日基準)を記録した。業界関係者は「今年初めの時点ですら、投資業界はカカオジャパンの価値を5兆~6兆ウォン程度と見積もっていたが、売上成長の勢いは依然と続き、カカオのグローバル知識財産権(IP)事業に対する期待が大きくなって企業価値を高く認められたようだ」と話した。