米国「コバックス通じて貧しい国にワクチン支援」…韓国が受ければ「例外」に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.20 08:06
ジョー・バイデン米国大統領が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンを他の国々と分け合うと発表してから、その分配基準や支援対象国に対する世界の関心が集中している。米国はワクチンの相当量を世界保健機関(WHO)のコバックス(COVAX)プログラムを通じて貧しい国々を中心に支援すると明らかにした。
米国務省のゲイル・スミス・グローバル新型コロナ対応および保健安保調整官は19日(現地時間)の記者会見で、ワクチン配分に関連して「われわれはコバックスと緊密に協議している」としながら「特に低所得国家と中低所得国家に焦点を合わせている」と話した。コバックスはWHOが運営する世界最大のワクチン共有プログラムで、主に自力でワクチンを手に入れられない国々を支援する。
ただし、ワクチンがどの国に届けられるかはまだ決まっていないという。スミス調整官は「ワクチン配分は相当量(substantial portion)がコバックスを通じて行われるが、まだ最終決定は下りていない」と話した。あわせて「世界のすべての国々が(ワクチンに)制約があるため、すべての地域を詳しく見ている」と付け加えた。