イスラエル、13階建てビル爆撃…ハマス、数百発のロケット砲で報復
イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの間の流血事態が悪化している。パレスチナ自治区のガザ地区で13階建てビルがイスラエル軍の空襲で崩壊するなど事態が拡大すると、国連安全保障理事会は12日、緊急会議を招集した。AP通信とBBC放送、カタールに本部を置くアルジャジーラ放送などを総合すると、ハマスが掌握するガザ地区ではこの日までに指導部2人とパレスチナのイスラムジハード(聖戦)指揮官3人を含め、少なくとも43人がイスラエルの爆撃で死亡した。ヨルダン川西岸地区でも5人のパレスチナ人が死亡した。
ハマスは10日からこの日まで最大都市テルアビブを含め、イスラエルにロケット攻撃を続けた。イスラエルは対空防御システムのアイアンドームを稼働して大半のロケットを迎撃したが、一部が居住地域に落ち、民間人6人が死亡、100人以上が負傷したと、AP通信が報じた。その後、イスラエルは予備軍5000人に動員令を出し、戦車を移動するなど戦争拡大の準備に入った。民間人が死亡すると、ネタニヤフ首相のほか、政敵のガンツ国防相も断固たる対応を強調している。