韓国、就業者65万人増えたが…30~40代は11万人減った
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.13 09:34
先月の就業者数は前年同月比で65万人増えた。2カ月連続で雇用が増加し、月間基準の上昇幅は6年8カ月ぶりの最大だ。韓国政府は「雇用回復」を語り始めた。果たしてそうだろうか。
統計庁が12日に発表した「雇用動向」によると、先月の就業者数は2721万4000人だ。前年同月と比較して65万2000人増加した。2014年8月の67万人以降で最も大きく増えた。雇用増加傾向は3月の31万4000人から2カ月連続となった。失業率は4.0%で同じ期間に0.2ポイント下がり、雇用率は66.2%で1.1ポイント上がった。統計庁のチョン・ドンミョン社会統計局長は、「国内生産・消費拡大、輸出好調など景気回復と緩和された社会的距離確保段階維持、また昨年4月の雇用衝撃にともなうベース効果などが反映された」と説明した。この日の統計発表直後に洪楠基(ホン・ナムギ)首相代行兼経済副首相はフェイスブックに「輸出・内需回復が本格化する中で雇用回復の流れもさらに明確になる姿。就業者改善傾向が続いている」と投稿した。