<どうなる韓米首脳会談・下>韓日米の協力復元…「韓日カウンセラー」バイデン氏、再び始動(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.13 07:20
「私は別れようとする夫婦の修復を助ける離婚カウンセラーのようなものだった」
米国のジョー・バイデン大統領が副大統領時期だった2016年8月、米国メディア「ザ・アトランティック」とのインタビューで述べた言葉だ。バイデン氏が夫婦にたとえたのは韓国と日本。米国が水面下で2015年12・28慰安婦合意の妥結を誘導し、両国関係回復の糸口を作ったことについて、このように表現したのだ。
それから5年余りが経過して大統領になったバイデン氏が、もう一度離婚相談役として出ることになった。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の渦中に、バイデン大統領は菅義偉首相と4月に就任後初めての対面首脳会談をしたことに続き、今月21日には文在寅(ムン・ジェイン)大統領とワシントンで会う予定だ。だが、離婚相談「シーズン2」は難易度がはるかに高い。韓日間の「夫婦関係」はさらに悪化し、ここに中国という第三者まで割り込み、状況はさらに複雑になった。