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【グローバルフォーカス】バイデン大統領と首脳会談を控えた文在寅大統領へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.07 14:19
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受信者:文在寅(ムン・ジェイン)大韓民国大統領。

発信者:青瓦台(チョンワデ、大統領府)顧問を自任する中央日報コラムニストのマイケル・グリーン。

 
内容:5月21日の韓米首脳会談について

▼目標=大統領は5月21日にジョー・バイデン米大統領と初めての対面会談をします。言うまでもなく最も重要な目的は両首脳が厚い親交を結ぶことです。

2001年3月金大中(キム・デジュン)元大統領は就任したばかりのジョージ・W・ブッシュ大統領に「米国が正常レベルで北朝鮮と対話しなければならない」と説得しようとしましたが、大きなミスでした。これに比べて李明博(イ・ミョンバク)元大統領は2009年バラク・オバマ新任大統領との信頼形成を優先目標に置きました。

大統領は終戦宣言と戦時作戦統制権返還などに対するバイデン大統領の約束を引き出す機会にしたいと考えていると思いますが、そのためにはこれらのイシューに対する共通分母を捜し出さなければなりません。攻撃的アプローチ法は一歩間違えれば逆効果となり、来年韓国で新しい大統領が当選するまでホワイトハウスが行動を保留するようにさせかねません。

▼バイデンの観点=韓国大統領と個人的な親交を深めることを最も重要な目的と考えています。また、ホワイトハウス報道官の言うように「堅固な(ironclad)」韓米同盟を中国と北朝鮮に証明したいと思っています。アジア外交政策は超党派的協力を強化する良い機会です。しかしバイデン大統領が「より良い再建」(Build Back Better)という国内戦略に多くの時間と政治的資本を注いでいることにも留意しなければなりません。

▼北朝鮮=バイデン政府は対北政策の検討を終え、大統領がワシントンに到着するあたりにソウルに駐在する大使らを発表するかもしれません。米国は北朝鮮に対して「戦略的忍耐」でも「度量が大きい取引」でもない、完全な非核化を前提とした漸進的なアプローチ法を選択するでしょう。北朝鮮が序盤にはこれを拒否する可能性が高いです。ですが、北朝鮮との対話を再開するためには韓日米の連帯の堅固さを示すことが重要です。韓米間で分裂の様子を見せれば北朝鮮は交渉テーブルに出てこようとはしないだろうし、中国は北朝鮮を圧迫するよりは韓米同盟の弱体化に集中しようとするでしょう。

▼中国=米国政府と議会の観点からは、中国との戦略競争が対北政策よりも優先順位がはるかに高いという点を肝に銘じなければなりません。バイデン大統領は中国と真剣な対話に臨むことに先立ち、欧州など同盟国との結束を優先しています。ワシントンでは韓国政府の政策が米国の努力を弱めるのでないか重大な疑問点(major question)を持っています。

大統領は中国に対する懸念を率直に共有し、中国の強圧に対抗し、規則に基盤を置いた国際秩序を強化するために韓国ができる領域はどこか模索しなければなりません。韓国の発展と民主主義、アジアで力量強化の努力は相当部分が米国と日本・オーストラリアの戦略と相応します。大統領は二国間あるいは多国間の協業をもっと積極的に提案しなければなりません。

▼技術=中国との競争で最も重要分野は技術、特に人工知能(AI)関連技術です。米国政府と議会は半導体およびサプライチェーン投資計画を終えていて、韓国は最も重要な同盟国の一つです。サムスンが米国半導体工場建設計画を確定発表するなら、バイデン大統領に会うときに大きい利点(boon)になるでしょう。

▼国際問題=バイデン大統領は気候変動に関して話をしたいと思っています。大統領がこれらの分野で追加の約束をすれば会談に役立つでしょう。バイデン大統領は韓国のコロナワクチンに対して助ける意向があるでしょう。米国には十分な残余ワクチンがあり、友邦・同盟との「ワクチン外交」の重要性を認識しています。

ホワイトハウスが今回の会談を通して「堅固な」韓米同盟を証明すると公言した点をよく覚えておいてください。この事実に留意すれば会談でしくじることはないでしょう。

マイケル・グリーン/米国戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長

◆外部執筆者のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。

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