【時視各角】政権放棄の兆候=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.06 18:02
イム・ヨンウンが舞台から降りたら次はヨンタクやチョン・ドンウォン程度は出てこなければならない。それでこそチャンネル固定確率が高まる。格が全く違う敗者復活戦常連歌手を押し込めば、目端が利く視聴者はすぐに感づく。「PDに私心があるな」。リモコンをつかみ上げる。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)の華麗なステージが終わった後も観客の視線は舞台に集まっていた。「次の選手はだれだろうか」という気持ちで見守った。入賞7回ノミネート、しかしいつも審査委員にひじ鉄を食らいトロフィーを手にしたことはない人が呼ばれた。本戦で4位だったのにおかしな追加点で1位になって現れた。苦尽甘来。突然に競演が「人間劇場」ドキュメンタリーに急変した。