韓国、消費者物価2%台進入…インフレの始まりか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.04 12:01
瞬間的な上昇だろうか、インフレの始まりだろうか。4月の消費者物価は前年同月より2.3%上がった。3年8カ月ぶりの上昇率だ。経済が新型コロナウイルスから回復し需要が増えている上に食品価格は高止まりのためだ。昨年は物価があまり上がらず経済成長が活力を失うデフレの懸念が出たりもした。しかし今年は状況が反対だ。物価が上がり成長の足を引っ張るインフレ圧力が大きくなっている。
統計庁が3日に発表した「4月の消費者物価動向」を見ると、先月の消費者物価指数は107.39(2015年=100)で前年同月比2.3%上昇した。2017年8月の2.5%以降で最も高いが、物価上昇率が2%台に入ったのも2018年11月の2.0%以来2年5カ月ぶりだ。先月の物価が特に大きく上がったという話だ。