「ファイザーは予想外だったがべッティング」…「ワクチン接種1位」イスラエルの契約過程
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.29 14:07
「私もファイザーのワクチンが最初に出るとは思っていなかった」。イスラエルのエーデルシュタイン保健相はこう語った。最初にマスクを外した国、防疫失敗国からワクチン先進国に劇的な反転を遂げた国がイスラエルだ。積極的なワクチン購買政策が成功要因という点は世界で広く知られている。中央日報は27日午後(現地時間)、テルアビブのイスラエル保健省庁舎の事務室でエーデルシュタイン保健相にインタビューをした。イスラエルのワクチン政策実務の責任を負うエーデルシュタイン保健相が話すワクチン購入契約当時のストーリーは興味深く、ワクチン不足に苦しむ韓国としては参考になる点も多かった。
エーデルシュタイン保健相は全国民に3、4回摂取できるワクチン物量を確保した秘訣について「一つに集中せず複数の井戸を掘る」「お金を失う覚悟で先に購買」などと話した。エーデルシュタイン保健相は「昨年4月に開いたワクチン購買のための最初の専門家会議でも、この2つの点を注文した」とし「そうしなければワクチン会社は人口が少ないイスラエルに目も向けなかったはず」と診断した。イスラエルの人口は約930万人だ。