故李健熙サムスン会長の贈り物、寄付の歴史を書き直す(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.29 10:55
昨年10月亡くなった故李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン会長の遺族が感染病予防と子どもがん患者の治療、美術品の寄贈を含む4兆ウォン(約3900億円)台の寄付計画を明らかにした。李健熙会長が残した財産は合わせて26兆ウォン台と把握された。遺族はこの中で12兆ウォンを相続税として納付する計画だ。
李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長など遺族に代わってサムスン電子は28日「医療貢献1兆ウォンと美術品寄贈など社会への還元を実践する」として「国家経済への寄与と人間尊重、寄付文化の拡散を力説した故人の志を受け継いでいくという趣旨」と話した。また、故人が残したサムスン系列会社の持分や美術品・不動産など全体遺産の半分を超える12兆ウォン以上を相続税で納付する計画だと発表した。遺族は2026年までに5年間6回にかけて相続税を年賦延納する予定だ。