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米国製vs中国製…仲間同士旅行許可「ワクチンブロック化」の兆し

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.28 08:09
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香港に住むマリア・チョンさんとその夫はワクチン接種を控えて交錯する選択を迫られた。チョンさんは中国シノバックワクチンを選択したのに対し、英国国籍である夫はファイザーワクチンを打つことにした。中国電気自動車会社に務めるチョンさんは別途検査をすることなく中国に入国するためには中国製ワクチンを打つ以外になかった。反面、夫は英国の家族に会うためには英国が承認したファイザーワクチンを打たなければならない。

サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、ワクチン接種が本格化し、ワクチン種類による選別的旅行許可措置によって、世界でワクチンブロック化現象が現れていると26日、報じた。特にワクチン主導権をめぐって米国と中国が相手国のワクチンを認めない姿勢を見せていて溝が深まっている。

 
欧州連合(EU)行政府首班であるウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長は25日、ニューヨーク・タイムズ(NYT)のインタビューで「ワクチンの接種を受けたのであれば、欧州は再び米国旅行客を受け入れることができるだろう」と明らかにした。旅行再開に言及し、米国を特定したことに対して「米国国民は欧州医薬品庁(EMA)が承認したワクチンを使っている」とその理由を説明した。EMAは米国製ファイザー・モデルナ・ヤンセン ワクチンは承認したが、中国・ロシアワクチンは承認しなかった。中国も障壁構築に出た。中国政府は今年3月、自国ワクチン接種者に限り新型コロナ検査免除など入国手続きを簡素化すると発表した。

問題は、多くの国々でワクチンを選んで受けられるほど需給事情が良くないという点だ。米国・欧州製ワクチンを入手できなかった相当数の開発途上国では中国製ワクチンが事実上唯一の代案だ。中国外交部によると、現在中国製ワクチンは80余カ国に1億2000万余回分が有・無償で支援された。ブラジル・セルビア・チリなどでは中国製ワクチンを接種している。

このようなワクチンブロック化現象が新型コロナ克服と世界経済回復に遅れをもたらしかねないという懸念が出ている。差し当たって旅行産業の回復が足を引っ張られる可能性がある。新型コロナが大流行して以降、世界旅行業界は9兆ドル(約978兆円)というとてつもないダメージがに襲われた。このうち大きな比重を占めるのが年間1億5500万人(2019年基準)に達する中国人観光客の空白だ。

香港市立大学のニコラス・トーマス教授は「ワクチン採択を中心にした分裂は医学的な理由よりもワクチン民族主義に立ったもの」としながら「このような差別はコロナ大流行を長引かせるという結果をもらたすだろう」と話した。ブルームバーグ通信も現状況について「定期的に海外に出て行って事業をしなければならない中国人と中国で事業機会を得ようとする西側の国民がともに選択の岐路に立たされている」と伝えた。

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