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中国の空母とすれ違う時、米艦長は足を組んで座り眺めていた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.12 12:02
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ある男性が艦橋の欄干に組んだ足を上げて座る。そして水平線近くを航海する船を眺めている。横にいる男性は腕組みをしているようだ。米海軍が公開した写真だ。

ところでこの写真には隠れた背景がある。2人の男性が乗った船は米海軍第7艦隊所属のイージス艦「マスティン」だ。座っているのは艦長で、横に立つのは副長だ。そして彼らが見守っている船は中国海軍初の空母である「遼寧」だ。

 
米海軍の説明によると、この写真は4日にフィリピン海で撮影されたものだ。マスティンと遼寧は互いに見えるほど近い距離にいた。

米海軍のマスティンは3日に上海の東側250キロメートル海域から南下を始めて揚子江河口の舟山群島の東側50キロメートルまで近付いた。これに対し中国海軍の遼寧は3日に日本の宮古海峡を通過した後に南シナ海に進入した。

米国のマスティンと中国の遼寧は互いに相手に警告メッセージを送ろうとする武力示威作戦中だった。偶然にも2隻の船が中間で出会った格好だ。現在米中は南シナ海で空母戦団を動員して神経戦を行っている。

ところが写真に写るマスティンの艦長と副長は緊張していない様子だ。むしろ傲慢ながらも余裕があるように見える。現在の米中関係を示しているようだと解釈されている。

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    中国の空母とすれ違う時、米艦長は足を組んで座り眺めていた

    2021.04.12 12:02
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    4日にフィリピン海で米海軍のイージス艦マスティンで艦長(左)が艦橋の欄干に足を上げて中国海軍の空母遼寧を眺めている。[写真 米海軍]
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