未使用の1兆ウォンあるが…年1兆ウォン台の「韓米防衛費」にまた署名
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.09 09:33
韓米が8日、第11回韓米防衛費分担金特別協定(SMA)に正式署名した。今後5年間、毎年1兆ウォン(980億円)以上を米国側に支払う。しかし新しい協定とは別に以前の協定に基づいて支払った分担金のうち1兆ウォンが未使用で残っているため、防衛費分担金制度の根本的な改善が必要だという指摘が出ている。
崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第1次官とロバート・ラプソン駐韓米国大使代理はこの日午後、ソウル都染洞(ドリョムドン)外交部庁舎で防衛費分担金協定文に署名した。早ければ今月中にも国会の批准を経て協定が公式発効する。これに先立ち韓米は先月7日、今年の防衛費分担金を前年比で13.9%引き上げ、今後4年間は毎年の国防費増加率に連動して分担金を引き上げることで合意した。